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処女教師と男子生徒6 官能の欲望

 掌から伝わってくるペニスの熱が私の腕を通して全身にまで浸透していくような気がした。
 それくらいペニスの存在感は圧倒的だった。
 ブリーフの上から触っていた時と同じで、やはりあまり硬いとは思わないが、見た目よりもずいぶんと太く感じた。
 AVで見た時は滑稽な形をしていると思っていたのに、実物は、力強さとか逞しさとかいったもので溢れていた。
 得体の知れない凶器のようにも見えるが、こうして握っていると、その熱い感触が、これは確かに血の通った肉体の一部なのだということを教えてくれた。

 私は陰茎をしごき始めた。
 三笠くんが何か言ってくるかもしれないと思っていたけれど、彼は無言で私に身を任せていた。
 このままもう一度 射精してもらおうか。そう思ったが、直後にはなんだか勿体ないような気もしてきた。
 ただ手で射精させるよりも、もっとペニスを味わえる方法がある……。
 無意識のうちに私は三笠くんの下半身に顔を寄せていた。自分の行為に気が付いたのは、鼻先に亀頭が触れそうになるまで接近してからのことだった。
 ベッドの上で足を投げ出して座っている状態の男子生徒の股間に、同じくベッドの上で這い蹲るようにして顔を埋めている女教師。もし誰かに見られたら、言い訳なんてとてもできない。いつの間にか私は後戻りできないところまで来てしまったようだった。
 我に返ったのも束の間、これまでにも増して精液と陰茎の臭いに鼻を刺激され、官能の欲望で頭がいっぱいになった私は、たまらず舌を伸ばした。
 ペニスは上向きに反り返っていたので、私の舌は裏筋に触れることになった。
 途端、陰茎がぴくんと震えた。
 三笠くんは、熱い息を吐いていた。興奮して呼吸が乱れているのだ。
 私も同じだ。
 まるで恋人同士のセックスのように、私たちはお互いを求めて興奮していた。そこに愛はないけれど、だからといって官能が薄れることはなかった。
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