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若妻フェラチオ返済1 借金嫁

 私は頭のいい人間だ。自分でもそう思う。
 だから、ピンサロ嬢に堕ちてしまったのは、ただ運が悪かっただけなのだ。

 私は東大在学中に結婚した。相手も同じ東大生だった。1つ上の先輩。いわゆる学生結婚というやつだ。
 彼は大学3年の時にIT会社を設立し、そこの社長として才覚を現していった。
 経営に専念するため彼が中退した時、私は特に反対しなかった。彼の会社ならばその価値はあるだろうと踏んでいた。
 私自身は大学に残ったが、卒業した後は秘書として彼を支えた。
 会社は買収を繰り返し、急速に大きくなっていった。このまま大企業と肩を並べる日が来るのではないか。私はそう思っていた。
 しかし甘くはなかった。一度 つまずくと早かった。会社は、設立から5年で他人の手に渡った。
 幸いにも彼が借金を背負うことはなかったが、今さら普通の生活に戻るのには大変な苦痛が伴った。私たちの身体には贅沢な暮らしが染み付いていた。
 彼は小さな会社の営業マンとなったものの、収入は心許ないものだった。
 けれど私はパートをする気はなかった。何の能もないおばさんたちと同じ扱いを受けるだなんて、プライドが許さなかったのだ。
 私は、働きに出ないことを夫にぐちぐち言われながら、家事と節約に励んだ。

 頭のいい私にこんな境遇は相応しくない。
 私は思い立ち、株取引を始めた。これまでの失敗を株で取り返そうと思った。
 1人の成功者の裏で100人の敗残者がいる世界であることは知っていた。株式市場に精通しているわけでもない私が参入するのは無謀の極みというものだが、当時の私は本気で成功できると思い込んでいた。
 信用取引にも手を出した結果、3ヶ月で800万の大損となった。虎の子の100万の貯金を失い、さらに700万の振り込みを要求された。
 最悪なことに、私は株取引を始めたことを夫に話していなかった。無断での投資だったのである。
 なんとか秘密裏に処理をしなければならなかった。私は消費者金融から借金をして、株の損失分を補填した。
 後には700万の借金が残った。これもまた秘密裏に返済する必要があったが、ここで行き詰まってしまった。営業マンの主婦にどうにかできる額ではない。
 利子すら払えずにいると、消費者金融は、待ってましたと言わんばかりに風俗店を紹介してきた。
 進退窮まった私は応じるしかなかった。

若妻フェラチオ返済2 ピンサロ店

 紹介されたのは、本番行為もあるソープとかではなく、フェラチオとお触りくらいしかないピンサロ店だった。
 私は胸を撫で下ろしたが、しかし本番がない分 報酬は低く、借金を返すまでに長く働かなくてはならなかった。まあ、それでも、ソープ店への転属を願い出る気は毛頭ないが。

 初めて店に来た私は、店長から簡単な説明を受けて、直接の指導係となる先輩と引き合わされた。店長はさっさと事務室に行ってしまい、私は先輩と2人きりで控え室に残された。
「美里です。よろしくお願いします」
 と私は言った。
 美里とはピンサロ店における私の源氏名だ。つまり偽名。まさか私が偽りの名前を使う日が来るとは……。
「あんたが新入り? ふうん」
 深々と頭を下げた私に対して、目の前の女は不遜な態度を取った。
 女と言うにはまだ若すぎるかもしれない。さっき店長から聞いた話だと、彼女はまだ17歳でしかないということだった。
 もちろんこんな少女が風俗店で働くだなんて法律違反だ。しかしこの世界ではそう珍しいことではないらしい。本人は年齢を偽り、店側はそれを見抜いているにもかかわらず騙された振りをする。
 彼女の名前は楓。当然これも源氏名だ。本名は知らない。

 楓は言った。
「あんた、何歳?」
 不躾な問い掛けに私はたじろいだが、反発すれば子供の喧嘩になってしまう。
 私は大人の対応をすることにした。
「28歳よ。あなたは?」
「はぁ?」楓は呆れ顔になった。「それが先輩に対する態度? 28歳にもなって、社会の仕組みも分からないの? あんた」
「え?」
「あたしはね、15の時からこの店で働いてんの。もう2年になるってわけ。入れ替わりの激しいこの店じゃ、3番目の古株なのよ」
「…………」
 店長の話によれば、この子は中学を卒業してすぐに家を出て上京し、以来ここで働いているらしい。
 中卒。風俗嬢。
 しかし彼女は私より立場が上なのだった。あくまでこの店では、だけれども。

若妻フェラチオ返済3 下着姿

「んでさあ」と楓は言った。「あんたは何なわけ? 店に来たばっかの新人で、しかもこの世界の経験もないってんでしょ? だから指導係のあたしに色々教えてもらわなきゃなんないんでしょ? それなのに、なんでタメ口なの?」
「…………」
「なんでって聞いてんだけど?」
「すみません」
「いやすみませんとかじゃなくて。理由を聞いてるんだけど」
「あ、はい。楓ちゃんがあんまり若いので、少しフランクな対応をしてしまいました」
「楓ちゃんって、なに? あたしは先輩だって言ったばかりだよね? なんでちゃん付けなわけ? あたしのこと舐めてる?」
「いえ、そんな」
「中卒とか思って馬鹿にしてる?」
「い、いえ」
「してるよ、あんた。自分じゃ気付いてないかもしれないけど、態度にすっごい出てるから」
「…………」
「あんたの履歴書は見せてもらったけど、旦那の会社でちょろっと手伝いをしてたくらいで、まともに働いたことはないよね。バイトは?」
「え?」
「大学生の時にやるでしょ、普通。バイトの経験は?」
「……ありません」
「親の金でぬくぬくとしていたってわけ? そんなんだから、28歳にもなって、自分の態度の悪さにすら気付けないんじゃないの?」
「す、すみません」
 私は楓に向けて頭を下げた。目頭に熱いものを感じた。
 顔を上げる直前、楓の溜息が聞こえた。
「ま、いいわ。あんまりお説教するのも疲れるからね」
 履歴書には他にも楓が気になりそうなことがいくつか書いてあったはずだが、どうやらそこに触れるつもりはないらしかった。
 ご立派な学歴やご大層な資格なんてこの店では何の関係もない、という意思表示だろうか。

「じゃ、これに着替えて」
 楓はそう言って無造作に衣装を寄越してきた。
 それを受け取って私は息を呑んだ。
 着けても乳房を下から支えるだけで乳首が丸出しになったままのブラジャー。履いても陰毛がほとんど透けて見えるパンティ。あとストッキング。それだけ。すべて扇情的な赤色に染まっている。
 下着姿で接客をすることは分かっていたことだが、こうして手渡されると、ひどく頼りない衣装であることを実感する。
 たったこれだけしか身に付けずに人前に出るというのだろうか? 本当に?
「なにしてんの。さっさと着替えて。店が空く時間になるまでに技術指導を終わらせとかなくちゃいけないんだから」
「……はい」

 着替えている間、私はちらりと楓の様子を窺った。
 彼女も着替えていた。私とほぼ同じ形状の黒い下着を身に着けている。
 やがて楓は黒光りする物体を手に取った。ペニスバンドだった。彼女はそれを装着し始めた。
 指導係。ピンサロ。技術指導。
 私は逃げ出したくなった。

若妻フェラチオ返済4 フェラテク披露

 楓はソファに腰を下ろして言った。
「それじゃあ、とりあえずこれにフェラしてみて」
 楓の指が、彼女の股間にそそり立っているディルドウを指す。
「まずは現時点のスキルを確かめてあげる」
「はい」
 私はソファの前に跪いた。

 フェラチオの経験がないわけではない。夫にしかしたことがなく、回数もそうこなしているわけでもないが、特に文句を言われたこともないので、下手という部類ではないはずだ。どちらかと言えば器用な方だし。
 意を決して、ディルドウの根元を握る。
 これまでペニスを握る時は、引き締まった肉体を身近に感じながらだったのに対し、今は、華奢な身体が目の前にあるだけだ。それなのに、ディルドウだけは夫並みに逞しい。その違和感は強烈だった。
 しかも、控え室は蛍光灯の明かりが全開になっている。薄暗い部屋の中でしか行為に及んだことはないので、すべてがはっきりと見えてしまう中でのフェラチオには躊躇せざるを得なかった。
 ふと視線を上げると、蔑んだ目で私を見下す楓の顔が見えた。
 私は慌てて俯いた。17歳の少女の視線から逃れ、ディルドウと再び向かい合う。
 やるしかない。

 根元に手を添えたまま、思い切って顔を近付ける。先端を舐め、裏筋を舐め、また先端を舐める。
 ゴムの味が不快だったが、我慢して舌を動かした。
 そうしている間、楓は全くの無言だった。
 それがなんだか不気味だったけれど、私は構わずフェラチオを続けた。
 ひと通り舐め回してから、亀頭部分を口に含む。
 普段なら、この時点で夫から優しい言葉を掛けられる。「気持ちいいよ」とか「男のツボが分かってるなあ」とか、そういう褒め言葉を。
 しかし楓は相変わらず感想を口にしなかった。
 私は先端を咥えたまま、ちろちろと舌を動かし、本物のペニスなら尿道口があるであろう箇所を刺激した。
 ディルドウに楓の神経が繋がっているわけはないので、私の努力がどこまで彼女に伝わっているのかは疑問だが。
 口での奉仕を続けながら、ディルドウを握っている手を上下に動かす。
 こうしてしごいてあげれば、夫はそのうちに満足して、私をベッドに仰向けに寝かせて愛撫を返してくれるのだ。

若妻フェラチオ返済5 年下の説教

「もういいわ」
 しばらくして楓が短く言った。
 私はディルドウから顔を離し、手近にあったティッシュで口を拭った。いつの間にか、顎の辺りまで唾液が垂れていた。
「あんたさぁ、ちゃんと本気でやってんの? あれでフェラチオのつもり?」
「…………」
 楓の辛辣な言葉に私は身体を硬くした。
「多少なりとも自信があるような素振りをしていたけれど、とんでもないわ。そんなやり方で満足する男なんてどこにもいないからね。もしかしたらあんたの夫は違うことを言っていたかもしれない。でも、そんなの、ただのお世辞だから。全く気付いてなかったの? だとしたら、あんたの間抜け具合は相当ね。あんたの夫も、心の中じゃ呆れ返っているんじゃないの?」
 あまりの言い様に、私は思わず楓を睨み付けた。
「なによ、その顔は。あたしの言っていることのどこが間違ってるってのよ。っていうか、たとえ間違っていたとしても、殊勝な顔をして頭を下げなければなんない立場でしょうが、あんたは。風俗嬢のくせに、なに自分は特別だなんて顔をしているのよ」
 私は必死に唇を噛んだ。反論したかったが、何か言おうとしたら嗚咽が漏れてしまいそうだったので、ただ黙って耐えた。

「ちょっと、店長!」
 隣の事務室に向かって楓が大声を上げた。
 ふた呼吸ほど置いて事務所の扉が開き、店長が煙草を吹かしながら顔を出した。
「どうした、楓」
「この新入り、あたしに指導されるのが不満みたい。何とか言ってやってよ」
「ああ?」店長は私に視線を移した。「大丈夫だよな、美里。やれるよな? 借金返さなくちゃいけねえもんなぁ?」
 店長の表情は優しげだったし、言葉遣いも荒くはなかった。しかし、いつまでも言うことを聞かなかったら話は別だろう。そういう雰囲気を纏っていた。
「はい、申し訳ありませんでした、店長」
 私はそう言うしかなかった。この糞生意気な子供が気に入らないので指導係を代えてくれ、とはもちろん言えない。
「おお。それじゃ、頑張れよ」
 再び事務所の扉が閉まった。

「手間掛けさせないでよね、まったく」
 楓は鬱陶しそうに言って、私の頭を叩いた。
 ほとんど力が入っておらず、叩いたというより接触したという方が近いくらいだったが、私の目から涙が溢れそうになった。慌てて俯き、楓から顔を隠す。
 それに気付いているのかいないのか、楓は平然と言った。
「もう一度 最初からやってみ。今度はがんがん駄目出ししてくから」

若妻フェラチオ返済6 年下の指導

「あのさあ、ちょっとは頭を使ってよ。刺激するのはチンポだけでいいの? キンタマを優しく揉みほぐしてあげるのも仕事なんじゃないの?」
「は、はあ」
 睾丸をマッサージする? そういうやり方を全く知らなかったわけではないけれど、実際に行うという発想は出てこなかった。もちろん夫にしたことなんてない。そんな娼婦みたいな真似……。
「ほら、やり直し。早くして」
「はい」
 左手でディルドウをしごきつつ、右手をその下に伸ばす。ペニスバンドに睾丸を模したものなんて付いていないので、右手は適当に空中で遊ばせることになる。
「なにこれ? なんのつもり?」
 またしても楓が文句を言ってきた。
 私が黙っていると、楓は眉を寄せて不快感を露わにした。
「なんのつもりかって聞いてるでしょ? なに黙ってんの?」
「すみません」
「何で怒られてるか分かってる?」
「いえ……」
 楓は大袈裟に溜息を吐いた。
「28歳にもなって、なーんも分かんないの? あのね、私はやり直しって言ったの。分かる? やり直し。それくらいは理解できるよね? なのに、あんたは途中から始めた。最初からじゃなくて、続きから。なんで? おかしいでしょ? やり直しなんだから、最初からに決まってるでしょうが」
「…………」
 だったらそう言えばいいだろうに。いちいち嫌みを交えないと喋ることができないのだろうか。
「なに不満そうな顔してんのよ、あんた。これは仕事なんだから、嫌なことを言われるのは当たり前なんじゃないの? 違う?」
 それは違う、と私は思った。厳しいことを言うのならまだ分かる。しかし、楓のそれは嫌みでしかない。厳しいことを言うのと嫌みを言うのは別物だ。
 仕事だから、というのは理由になっているようで理由になっていないし。まあ、仕事のため、と言いたいのだろうが、それはつまり、嫌みによって仕事の効率が上がる、という主張に他ならない。この場合で言えば、嫌みで私の学習効率が上がる、ということになる。
 しかし実際はどうか。私は頭をカッカさせ、逆に集中力を削いでしまっている。完全にマイナスだ。
 もちろん、厳しい言葉を浴びせるだけなら、プラス効果もなくはない。萎縮と不満という副作用を生むことになるが、怠惰を戒める効果を期待することはできるだろう。
 けれど嫌みにそんな効果はない。強いてプラス面を挙げるなら、楓のストレス解消に貢献することくらいか。
 全く馬鹿げた話だ。叱咤激励と嫌みの区別も付かないなんて、無能の典型としか思えない。私が店長なら、楓を指導係にすることは絶対にないだろう。
 しかしその気持ちを言葉にすることはできない。私が口にしたのは別の言葉だった。私は言った。
「すみませんでした……」

若妻フェラチオ返済7 場末のピンサロ嬢

「失礼します」
 と私は言って、ディルドウをしごき上げた。もちろん、仮想の睾丸をマッサージすることも忘れない。
 そしてディルドウに顔を近付けて、舌を伸ばした。
 すかさず楓の罵声が飛ぶ。
「もっとベロ出して! 恥じらってるんじゃないの! いやらしく突き出すのよ!」
 私は舌を突き出した。ディルドウに触れる。

 しかし楓はまだ満足していないようだった。
 これ以上 伸ばしたら舌の動きが自由にならないと思うのだけれど。まさかこの子、嫌がらせのつもりで、必要以上に舌を出させているんじゃないでしょうね……。
「もっと! まだ出せるでしょ! あんたは貞淑な妻なんかじゃないの! 場末のピンサロ嬢なんだから! みっともない顔を客に見せるの!」
 そういうことか。私は納得した。
 フェラチオ技術を披露するのが仕事なのではないのだ。いかに客を射精させるか。フェラチオ技術はその手段に過ぎない。技術の障害になるほど舌を伸ばすのは、そうすることによって客の目を楽しませ、結果的に射精を容易にするためなのだ。
 単なる嫌がらせというわけではなかったらしい。

 私は目一杯 舌を伸ばした。
「そうよ、そのままディルドウを舐めるの」
「ん、んぅ」
 言われた通り、舌を這わせる。
 ひとしきり舐め回すと、ようやく舌を引っ込めることを許された。
 しかしすぐさま次の指示がくる。
「休んでる暇なんかないわ。早く咥えなさい」
「……はい」
 10歳以上年下の子に命令され、私はディルドウを口に含んだ。
「これ、さっきも気になってたんだけど、全然 浅いよね? まだ入るでしょ? っていうか、こんなんで客が満足すると思ってんの? 客の大半はリピーターで、風俗には慣れきってるのよ。手を抜いたらすぐに分かるし、なかなか射精にまで追い込めないからね。本気になってやんなさいよ」
 楓はそう言って、私の後頭部を両手で掴み、自らの股間に引き寄せた。
「んぐっ」
 私は顔を深く沈めることになり、口内の奥までディルドウに侵入された。

若妻フェラチオ返済8 フェラチオ特訓

「んぐぐ」
 喉粘膜に触れるか触れないかという位置にまで来ているディルドウに私は恐怖を抱いた。あと少しでも深く入ってくれば、ひどく苦しい思いを味わうことになるだろう。それを思うと今すぐ吐き出したかったが、楓に後頭部を押さえられていてはどうにもならなかった。
 ディルドウの9割ほどを咥え込んでいるため、楓の股間がすぐ目の前にあった。黒い下着の上に黒いディルドウを身に着けている姿はなんとも滑稽に見える。男の人からしたらあるいは官能的に見えるのかもしれないが。
「ここまで咥えるの。今の位置をよく覚えておくのよ」
 楓の腕から力が抜けるのを感じ、私は顔を引いた。
「ちゃんと唇を締め付けなさい!」
 怒鳴られて、急いで唇を窄める。また頭を押されてはかなわない。これまで以上に忠実にならざるをえなかった。

 ディルドウが中程まで顔を出すと、楓の手に力が篭もった。
 また押し込まれるのかと私は身構えたが、楓は私の動きを止めただけで、それ以上は何もしてこなかった。代わりに指示が来る。
「ここまで顔を引いたら、また咥え込んでいくの。分かった?」
「…………」
「分かったかって聞いてるんだけど?」
 ディルドウを咥えた状態ではまともな返事なんてできるはずはないので黙っていたけれど、しかしそれを看過するつもりなんて楓にはないらしい。
 私は仕方なく「あい」とくぐもった声で返事をした。その拍子に、口の中に溜まっていた唾液が唇の端から溢れ、ディルドウを伝って楓の股間に流れ落ちた。
 楓は特に気にする様子もなく言った。
「分かったら、ディルドウをしゃぶり尽くしなさい。ここから一気に射精まで導くつもりでね」
 私は再び「あい」と言って、ディルドウを口内の奥まで呑み込んでいった。
 先端が喉に当たるのが恐かったので、先程よりも僅かに浅い位置で顔を止める。
「まだ入るでしょう?」
 目敏く楓が注意してきた。
 直後、頭を軽く叩かれる。
 28歳でありながら未成年に頭を小突かれるのはやはり悔しかった。誤魔化そうとしたのは事実であるため、なんだか正当な罰であるかのようで、余計に屈辱感が増した。

若妻フェラチオ返済9 ディルド

 私はディルドウを咥えたまま顔を前後に動かした。
 フェラチオの経験はあるにはあるが、口の中に入れるのは亀頭までだったため、口内全体を使っての奉仕はこれが初めてと言ってもいい。そのため動きはどうしてもぎこちないものになる。
「なにやってんの! もっと速くやんなさいよ! できるでしょう!」
 楓は私の頭を掴み、無茶苦茶に動かした。
「ん、うぐぐぐ」
 ディルドウの先端が何度か喉に当たり、私は、これまで生きてきて発したことのないような情けない呻きを漏らしてしまった。
「ほら、自分でやるのよ」
「あ、あい」
 楓が手を離しても、楽をすることはできない。
 一刻も早く指導を終わらせるため、私は恥を捨てて顔を振りたくった。締め付けた唇でディルドウをしごき上げる。
 これが本物のペニスだったなら、相手の男は官能の嵐に翻弄され、とっくに限界まで追い込まれていただろう。それくらい自画自賛したくなるくらい熱心な奉仕だ、と思う。
 しかし、あまりに激しい動きのせいで、いくらもしないうちに顎が疲れてきた。次第に動きが鈍ってくる。
「こら」
 と楓がまた私の頭を叩いた。
「ずっとそうしているつもり? そんなの、いつまでも続くわけないでしょうが。っていうか、客からしても、単調な動きは歓迎しないから。ペニスを口から出して、カリ首のとこをぺろぺろしたり、キンタマを舐めてあげたり、手でしごいたり、他にやるべきことはいっぱいあるでしょ」
 私はディルドウから口を離して「はい」と言った。
 決まった手順があるのならあらかじめ言うべきでしょう、と思ったけれど、私は殊勝にも楓の言葉に従った。
 ディルドウの先端に舌を伸ばし、尿道口の辺りを刺激する。
 顎のだるさが消えてきたのを自覚すると、再びディルドウに唇を被せていった。すぐさま前後動を開始する。
 一生懸命にフェラチオをしていた方が、自分の唾の臭いも不快なゴムの味も気にしなくて済む。
 そう思い、髪を振り乱しながら、ディルドウを呑み込んでは吐き出し、吐き出しては呑み込む。
 顔が熱い。火照っている。ディルドウにフェラチオ奉仕をするという屈辱的な状況下で激しい動きをしているせいだろう。この仕事に慣れればそんなこともなくなるのだろうか。
 赤らんだ顔のまま私はフェラチオを続けた。

 それから10分くらい経って、ようやく休憩を与えられた。

若妻フェラチオ返済10 初めての接客

 その日のうちに私は店に出されることになった。一応は合格ということらしい。楓の態度は、人手が足りないから仕方なくといった感じだったが。
 初めての客は、無愛想な中年男だった。
 無愛想というのは客として歓迎すべきタイプであることを私は後に知るのだが、この時は、初めてだというのにとんだ外れクジを引いたものだ、と嘆いていた。しかも、まあこれからはこんな客も相手にしていかなければならないのだから早く慣れた方がいいか、なんて思っていた。
 愛想の良い客なんてそうそうおらず、どころか横柄な態度でピンサロ嬢を見下す客が決して少なくないことを、私は知らなかったのだ。

「失礼します」
 と私は言って、ソファに座っている客の隣に腰を下ろした。並んで座った状態で、客の股間に手を伸ばし、ズボンと下着を引き下げる。
 脱がす際に客はわずかに腰を上げて私に協力してくれたが、やはり無言のままだった。私が何度か話し掛けても、反応がないどころか、迷惑そうな顔をする。
 正直なところかなり苛つかされたが、しかし私はそれを態度に出すことなく、おしぼりで客のペニスを拭いた。
 夫以外のペニスに触れるのは初めてのことであり、何も思わないわけではなかったものの、案外 大したことはなかった。あくまで仕事に過ぎないのだと割り切っていれば、自分が汚れていく感覚なんて湧いてこないものらしい。
 ペニスを綺麗にした私は、客の股間に顔を寄せた。
 しっかりと拭いたはずなのに、ペニスからは性臭が漂っていた。
 思わず顔を顰めてしまう。
 客から表情を見られることがないのは幸いだった。
 私は、一度だけ意識的にまばたきをした。それからペニスを握り、軽くしごき立てながら、亀頭に舌を伸ばした。
 臭いのことはなるべく考えないようにした。
 睾丸を揉みほぐし、陰茎の根元をしごいている手の動きを速めていく。
 尿道口からうっすらと透明の粘液が滲んできたのを確認してから、私は思い切ってペニスに唇を被せていった。
プロフィール

kazari

官能小説家:kazari

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