5人とも膣の検査が終わった。おそらくは、この悪夢もようやく終わりかと5人は安堵していることだろう。こんなところにいるくらいなら、さっさと雑居房に放り込んでもらった方がましだと思っているに違いない。
しかし検査には次があるのだった。
肛門検査。数々の女囚に悔し涙を流させてきた検査だ。
まず私は、膣の時のように、自分の手で囚人の尻を割り開かせ、肛門を露出させた。排泄器官を観察される屈辱に囚人の肩が震える。
この検査が本当は検査ではなく、自分たちのプライドを叩き折るためのものであることは、ほとんどの囚人が気付いていることだろう。それでも彼女たちは文句を言うことを許されておらず、私に肛門を差し出さなければならない。
排泄器官を覗き込まれること自体も苦痛だろうが、しかし、非人間的な扱いをされていることの方が、彼女たちからすればショックであるらしい。
肛門は、陰唇と同様、人によって形が様々だった。盛り上がりの大きな肛門もあれば、きゅっと小さく縮こまっている肛門もある。
中には、肛門の一部が、まるで小陰唇のようにはみ出している者もいた。一見するとイボ痔のようではあるが、しかし本人は全く痛がっていないので、多分違うのだろう。形が崩れているだけらしい。
基本的に、美人の方が肛門も淑やかで綺麗な傾向があるような気がするけれど、これは私の主観であって、実際にデータを取ってみたわけではないので、ただの偏見に過ぎず、実際には顔の造形との関係はないのかもしれない。
目視での検査の後は、やはり自力で肛門を開閉させることになる。蕾になるまでぎゅっとアヌスを閉じさせ、今度は一転して粘膜が丸見えになるまで開かせる。
まるで、芸を披露させられる性奴隷のようだ。
もちろん私は鬼塚さんに重点的なアナル検査を実施した。私の手でそこを広げた時も、彼女に開閉を命じた時も、たっぷりと時間を掛けた。他の囚人のアナル検査が全部で5分くらいのものだとしたら、10分は軽く越えていただろう。
特に肛門の開閉はしつこくやらせ続けた。少し続けるだけで開閉の力が緩んできたけれど、私は怒声を浴びせ、さらには警棒を尻に打ち付け、何度もやり直しを命じた。挙げ句は、彼女の肛門にガラス棒を突っ込んで、直腸の収縮を直に確かめたりもした。他の囚人にガラス棒は使用していない。鬼塚さんだけ特別だ。
鬼塚さんがお尻の穴に力を入れると、その力がガラス棒を通して私の手に伝わってくるのだが、それでも私は「全然 力が伝わって来ない!」と何度も駄目出しをした。鬼塚さんは呼吸を荒くしながらアナル収縮を繰り返していた。
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